こんにちは。コバです!
今回は新シリーズの企業紹介ということで急成長中の「ワークマン」を紹介します。

ビジネスマンであれば、急成長中企業のビジネスモデルを知ることは非常に勉強になります。
急成長中企業の裏側や歴史などを知って頂くことで、読者の急成長中のきっかけになれば幸いです。
それでは始めさせて頂きます。
「ワークマン」とは

→ 創業は1979年、「職人の店 ワークマン」として売場面積15坪の1号店を開業しました。
その後、1982年に現在の社名「株式会社ワークマン」を設立。
→ ホームセンターのカインズなどを傘下に持つ流通大手であるベイシアグループの一員です。

主に現場作業や工場作業向けの作業服・関連用品の専門店として成長。
→ 宮崎県を除く全国にフランチャイズを展開。(現在は宮崎県にも出店計画があります。)
店舗数だけではユニクロを超えています。
→ 当初は野外での建設や土木作業を主眼に置いたブルーワーカー向けの高機能製品が特徴でした。
ただ、安価なことに一部のインフルエンサーが目を付け、SNSでの拡散によりオートバイのライダーや妊婦にも売れることになりました。
また、売上高営業利益率が8%と非常に高いことも特徴です。
→ 2018年、広がる顧客層を取り込むためにカジュアル系を中心とした新業態店舗を開店。
一般向けということで、アウトドア・スポーツ・レインウェアを中心に商品を展開しております。
→ 2020年、女性層を取り込むべく、作業服を扱わず女性層向きの商品を中心とした新業態を開店しました。
特徴としては名前の通り、「女性客を主体とした店舗づくり」です。
売場構成は女性専用売場40%、ユニセックス20%、男性専用40%と、女性が購入できる売り場が60%となっています。
また女性ウケを狙い、入り口には女性マネキンとメルヘン調の動画スポットが目立つようにしています。
→ 建設現場とオフィスを行き来するビジネスパーソンなどの需要を想定し、スーツを販売予定。
想定価格はジャケットが2900円、パンツは1900円と超低価格。
生地には撥水加工を施す予定となっています。
急成長の秘密

→ 前述の通り、もともとは現場作業用の商品がメインだったため、高機能が強みでした。
ただ、それだけでなく低価格も特徴であり、アウトドアやスポーツブランドと比較するとウエアは半値から1/3程度となっております。
実際に店舗では1900円や2900円の商品が多く並んでいます。
→ ワークマンでは「アンバサダーマーケティングと」よばれるものを導入しています。
SNSでワークマンに関する情報発信を行っているファンにアンバサダーになってもらいます。
アンバサダーには製品開発、情報拡散、ブランド認知力向上の役割を担ってもらうことで顧客目線のマーケティングに成功しました。
今後はアンバサダーとのコラボ商品を増やし、さらに新商品開発の強化を行っていく予定となっています。
まとめ
いかがだったでしょうか。
ワークマンのビジネスモデルを抽象化、横展開することで読者の仕事にも活かせるかもしれません。
ぜひ明日からの仕事の参考になれば幸いです。
それでは!
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